これは続けてよかったと言える瞬間の見つけ方
何かを続けていると、ふと、こう思う瞬間がくる。これ、意味あるのかな?最初は情熱があった。やる気に満ちていた。続けるほどに反応は薄れ、評価はされず、成果も出ない。すると、だんだんと不安が募ってくる。
このまま続けても、報われないんじゃないか?これは、誰もが通る道だ。何かを継続している人ほど、一度は感じたことがあると思う。
断言できることがある。これは続けてよかったと思える瞬間は、必ずくる。ただし、それは途中には見えない。
誰かの言葉で、すべてが変わる
ある日、Xで何気なく投稿した言葉に、こんなリプライが届いた。この一言に、救われました。たった一人でもいい。誰かが、自分の積み重ねに価値を感じてくれた。それだけで、不思議と胸の奥が温かくなった。
数字じゃない。バズじゃない。ただ一人のありがとうが、過去の迷いや努力を静かに肯定してくれた。やっててよかったと思える瞬間は、大抵こんなふうに、何気ないタイミングでやってくる。
積み上げの意味は、あとからわかる
継続には意味があるかどうかは最初はわからない。意味は、あとから自分でつくっていくものだ。僕がこのブログを始めたとき、最初の3ヶ月はほとんど誰にも読まれなかった。でも、毎日書いた。書きながら考えた。考えながら改善した。
すると、ある日急に反応が増えた。きっかけは、小さな共感だった。この習慣、真似してみます。という一言。それをきっかけに、過去の記事にもアクセスが増えた。
気づけば、何百本も書いた中の1本が、自分を前に押し出してくれる。その1本が生まれるためには、299本の積み重ねが必要だった。
続けてよかったと思える条件
じゃあ、どうすれば続けてよかった瞬間に出会えるのか?これは、自分の経験と、たくさんの継続者の話を聞いて得た答えだけど、共通点がある。
それは、次の3つ
1. 記録を残していること
2. 他人のために動いていること
3. なぜ続けるのかが自分の中にあること
どれか一つでも欠けると、継続はつらくなる。逆に、これらが揃っていると、多少うまくいかない日があっても、ブレない。
続ける価値は、自分が決める
外から評価されなくてもいい。最初は、誰も見てくれない。だけど、自分が納得できる積み重ねがあると、心の安定が生まれる。自分の中に、やっててよかったという静かな確信が育つ。
この確信は、誰にも奪われない。数字が伸びなくても、バズらなくても、続ける価値は変わらない。なぜなら、積み重ねたことは、自分の中で資産として残るからだ。
続けること自体が才能になる
よく、才能がないから続かないと言われるけれど、逆だと思う。続けた人に、才能が宿る。
続ける才能なんて、最初からある人はいない。やって、つまずいて、工夫して、戻ってきて、それでもやって…そうやって育つ。
続けてよかったと思える瞬間は、たった一人の感謝かもしれないし、自分の中の小さな納得かもしれない。でも、その瞬間は確実にやってくる。だからこそ、今日も静かに、積み重ねていこう。
まとめ
・意味があるか?は最初にはわからない
・続けてよかったと思える瞬間は、突然やってくる
・続ける価値は、数字ではなく納得感で決めていい
・自分を裏切らない記録は、いつか自分を支えてくれる
次の一歩が、小さくてもいい。それを意味あるものにするかどうかは、あなたの行動と解釈次第。未来の自分が、あのとき、やっててよかったと思えるように。今日も、ひとつ積み上げていきましょう。