9月18日(木):小さな居場所作りが、人間関係を楽にする

自分の居場所をつくるという選択
ここにいていいんだ。そう思える場所があるかどうか。人生において、この安心感はものすごく大きいです。でも、多くの人は居場所は与えられるものだと思い込んでいる。

学校、職場、家庭、コミュニティ。誰かがつくった枠組みに入り込んで、その中で居心地を探そうとする。けれど実際には、そこで自分らしくいられるとは限らない。

むしろ、違和感を抱きながら無理して合わせている人のほうが多いかもしれません。だからこそ大事なのは、発想を逆転させること。居場所は見つけるものではなく、自分でつくるものです。

与えられた居場所は、時に窮屈になる
僕自身、過去に与えられた居場所に合わせすぎて、自分を見失ったことがあります。評価を気にして行動していたら、本当にやりたいことを隠してしまった。

SNSを始めたばかりの頃も、反応が欲しいと思うあまり、自分の言葉よりもウケそうな投稿ばかりしていた。その結果どうなったか。

ここにいるはずなのに、孤独でした。与えられた居場所は、守られるようでいて、自分を狭めることもある。だからこそ、自分の意志で選び直すことが必要なんです。

小さな居場所は、自分で育てられる
居場所をつくるといっても、壮大なことを考える必要はありません。むしろ、日常の中に小さく仕込むほうがいい。
・毎朝、ノートに1行だけ書くスペース
・誰にも見せないSNSアカウント
・机の片隅に、好きなものだけを置くコーナー

これらはすべて、自分だけの居場所になります。ここでは、無理をしなくていい。そう思える場所を、自分でデザインしていくこと。これが、長い目で見て心を守る安全基地になります。

居場所があると、人間関係が楽になる
居場所を自分で持っている人は、人間関係でも自由です。なぜなら、ここにいなきゃダメだという執着から解放されるから。

職場で嫌なことがあっても、自分には帰れる場所があると思える。コミュニティで意見が合わなくても、じゃあ無理に合わせなくてもいいと思える。

居場所を外に、依存しなくなると、関係が逆に健やかになるんです。無理をせず、自分のペースで人と関われるようになる。

居場所があるから、挑戦できる
挑戦って、怖いものです。失敗したらどうしよう。誰も認めてくれなかったらどうしよう。でも、自分の居場所を持っている人は強い。

なぜなら、ダメでも戻る場所があると知っているから。だから一歩を踏み出せるし、続けられる。

逆に居場所がない人は、失敗=全ての喪失になってしまう。これは精神的にめちゃくちゃ不安定です。だからこそ、居場所は挑戦を続けるための土台でもあるんです。

居場所をつくることは、生き方を選ぶこと
最後に、僕が大切にしている考え方をひとつ。居場所は、自分の人生の選び方そのものです。与えられた居場所で我慢するのか。

それとも、自分で小さな場所からでも育てていくのか。この選択で、人生の自由度が大きく変わります。小さなノート1ページでもいい。机の上のスペースでもいい。

ここにいれば安心できると思える場所を持つ。それを続けていくと、やがて自分の存在そのものが誰かの居場所にもなります。つまり、居場所をつくることは未来に残る選択なんです。

まとめ
・与えられた居場所に頼ると、自分を見失う
・居場所は、自分で小さくつくれる
・居場所があると、人間関係も挑戦も安定する
・居場所をつくることは、生き方を選ぶこと

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