毎日積み上げる理由

評価されなくても、毎日積み上げる理由

誰にも気づかれないまま、

静かに手を動かし続ける日々がある。

数字が伸びない。反応もない。

それでも手を止めなかった。

「なんのためにやってるんだろう?」

そう思う日も、もちろんある。

でも、やめなかった。

それは、誰かの評価が目的じゃなかったから。

始めたときから、

自分の中にある静かな欲があった。

“昨日より少し進みたい”

“自分の中の違和感を言語化したい”

“形にならない何かを、積み上げておきたい”

そんな衝動のようなものが、

評価とは別の軸で、

日々の行動を支えてくれた。

評価されることを目指すと、

目に見える結果を急いでしまう。

他人の目線に振り回され、

自分の軸が見えなくなる。

でも、積み上げは違う。

評価されなくても、意味がある。

“今日も自分と向き合った”という事実だけで、

昨日よりも深くなっている。

人は、記録されない日々を恐れる。

だからこそ、評価という形で

自分の存在を確認したくなる。

だけど、評価されないまま進む強さは、

どこかで“芯のある人生”をつくってくれる。

外から見えない成長こそ、

自分の中で一番確かな積み上げ。

誰かが気づかなくてもいい。

自分だけは、自分のことを見ていよう。

たった1行のメモでも、

たった5分の作業でも、

それが未来を変えていく。

毎日積み上げる理由は、

「自分に誠実でありたいから」

この一言に尽きる。

だから今日もまた、

静かに、手を動かしていく。

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